今回はゴーヤの苗を購入してから定植までの流れの説明です。
単純には買ってきた苗を植えれば終わりなのですが、それでは説明になってないので若干補足していきます。
苗の状況(外観・見た目)

今回の苗は少し色が薄い(黄色かかっている)ので老化している苗といえます。
今の時点で多少の老化苗でも全然問題ありません。
どちらかというと若い苗の方が活着がいいですし、あと徒長ぎみの苗も活着後の生育はいいです。
前は小さくコンパクトな苗(苗姿が小さく水を切った育苗方法で、葉色も濃いもの)がいいと思われていましたが、定植後の生育を見てみるとそう差はない感じです。ただ、ポット中の根の量によって活着差があります。
まんべんなく根が根鉢を形成されている(ポットをひっくり返しても土がこぼれない状態)であれば大丈夫です。根の色も白い根が多くないとダメですね。生育不良になるわけではありませんが、活着が遅れます。
購入した苗の根が少ないときや、ポット内の中心に少し張ってるだけや、上部の方にだけしかほとんどない状態であれば活着が遅れます。
苗はポット内の状況を観察することが大切です。
摘芯
摘芯についてですが、ゴーヤは摘芯した方がいいかと思います。
摘芯のやり方についてはマメ葉を数えず4節残して芯を切ります。
芯を切ったら上の方から3本の子づるを伸ばし栽培します。一本づつ上方向、右方向、左方向にそれぞれ誘引します。誘引は下部だけで問題ありません。下部だけ誘引しておけば、それから上方向にツルが伸びていきます。
家の窓辺にグリーンカーテンを考えてされる方は、密集して植えられた方がいいかもしれません。あまりにも定食本数が少ないとカーテン(日よけ)にもならない残念な感じになってしまいます。
定植
定植は前記もしましたが、植えたら終わりですw
定植時には、培土の容量や場所にもよりますが、土の量が多ければ多いほど生育は安定します。少なければ手間がかかり管理が難しくなります。水管理、肥料管理などですね。
定植が終わったら、たっぷりの水で潅水して根じめをしてください。
根じめは最後の重要なポイントです。
以上がゴーヤの定植についてでした。
皆さんのご健闘を祈ります!
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