7月になると夏真っ盛りになります。
熱中症対策できていますか???
暑い時は・・・陰で休む!に限ります!w当たり前ですが。
そんな夏真っ盛りで色々なものを栽培されている方は収穫が忙しく、収穫の喜びも味わえず半ギレで収穫している方もいらっしゃるかと思います。
そんな実りの喜びの中ではありますが、次の栽培のことも多少考えておかないといけません。
今からでは少し遅いくらいでしょうか?ショウガを植える方やサトウキビを植える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、その次の作を考えていきましょう。
計画は早めに立てておいた方がいいです。準備に時間がかかり、検討段階で予定変更などのこともありますので、まだ方向転換できる時に慌てないように準備(計画)をすることが大切です。
私の知り合いでも、ハウスで葉菜類を栽培する方がいらっしゃいます。
やはりハウスで葉菜類を栽培すると・・・けっこうな巨大化をしやすくなります。寒気に当りあまり生育しなくとも葉が巻きみずみずしいキャベツなどができるのですが・・・土地がハウスしかない!ということなのかもしれませんが、ハウスで栽培しています。(本当は露地もあるんですがね)
そんな方もいる中で、計画としては8月に定植したいキャベツ・ハクサイなどがある方は7月中下旬には播種(種まき)をしておく必要があります。
この時期の播種については品種選定をしなければなりません。7月播種のキャベツは強い寒気には当らないためそんな寒玉系の品種ではなくていいです。寒玉に分類される品種でも暖地では形など考慮されその様な品種が選定されることもあります。
やはりその様な品種を選定すると、発芽不良だったり生育不良が起きないわけではありません。ある程度発芽してしまえば、生育不良になることも少ない様な気がします。
すごい干ばつ、すごい高温、気象がもたらす被害も少なくはありませんが、苗作りが一番大切な所かと思います。
苗作り
以前にも書いたことがありますが、プラグトレーを使用するのが良いと思います。
プラグトレー・セルトレー若干名前の違いはありますが、育苗箱でキッチリはまるプラグトレーの方が後々重宝されるかと思います。
培土については、住化農業資材のスミソイルという商品がいいですね。初心者でも簡単に扱える商材とないっています。近くの種苗店で取り扱いがあると思います。
ただ、ちょっと値段がお高めになっております。・・・しかし物は良い物です。
私は住化農業資材の関係の人間ではありませんがw
培土を詰め、軽く上から押えた所に播種をします。覆土培土は(上からかぶせる土)あまり多くなくてもいいです。播種を行った後は水を多めにかけます。水はプラグトレーの下から抜ける状態にしておいてください。育苗箱であれば穴の多い物を選んでください。水抜けが悪いと根腐れなどします。
潅水が終われば、夏の時期であれば涼しい木陰などに置いて管理してください。直射日光が当るとプラグの中の水分が高温になり煮えてしまいます。ここは注意してください。
日陰がない場合には寒冷紗などの遮光資材の活用をお願いします。
どうしてもない場合には、日中の暑い時間帯だけは家の中に入れるなど、極力ねつがない状態にしてください。
こんなことをしていると3~5日で発芽しています。環境によっては若干前後しますが、発芽してからは水管理が難しいです。スミソイルであればある程度多めに水管理しても結構生育します。そのほかの培土では、こまめな水管理がひつようですね。
朝は潅水しますが、日中はあまり水をかけず管理します。どうしても萎れる様でしたら、葉に水がかかるくらいで潅水を行ってください。
もちろん昼間は日陰の管理がいいです。
管理がある程度でき苗も大きくなってくると、虫の被害が出てきます。夜に虫は動くことが多く、農薬での殺虫が一番効率的です。農薬を使用したくない方は、頑張って駆除してください。
苗の段階で虫に食べられてもまだなんとか芯さえ残っていれば大丈夫なもんですけどね。
苗がどうにか大きくなったら定植してください。
定植すれば後は病害虫の防除くらいを頑張って行ってください。
そうすれば年内にキャベツやハクサイの収穫ができると思います。
皆さんの健闘を祈ります!
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