農業の始め方

農業の始め方は色々と小難しい制約があります。

農業を始めるにあたり、最初の一歩は農地の取得（借りる場合も）が必須となってきます。

もちろん現代農業では、完全環境管理型として構造物内での農業も進められています。

個人の方がここに手を出すにはちょっと現実的でない金額が必要となるため今回は話はしません。

農業委員会への手続き

農業を始めるにあたり土地の取得をスムーズにするためには、各市町村にある農業委員会という組織を頼るといいかと思います。

単純に農地の売買などは農業委員会の承認がないと売買できないなどの状況とないっています。農地はそれほど厳しく管理されています。自分の土地だから何を建ててもいいというわけでありません。

あなたの土地は日本の国土

というのが大前提にあるようです。（法律であったような・・・？）

大きくまとめると、農地を買うことができるのは農業従事者だけみたいな感じになります。

農地は基本的に農業をするための土地になるので、農業従事者が取得できるということです。

例えば建築会社の社長が、機材や資材の置き場として使用されては困りますし、休憩所や事務所にします。といって建築物を建てることもできません。建てた場合法律違反となり、原状復帰を余儀なくされます。もちろんかかる費用は自己負担です。
建築会社の社長でも農業もします！といって農業をするのであれば農地取得も可能です。

このように農地取得するだけでもかなりの縛りがあるため、お世話になる市町村の農政担当や農業委員会・農業委員の人たちとは仲良くした方が徳ですよ。

農業委員会では農地の取得したい方と、農地を貸したい方のマッチングや、貸し借りの相場金額を教えていただけたり、売買のための価格相場を一緒に相談してくれたりと動いてくれます。まぁそれが仕事なんですがね。

農地も人気場所とそうでない場所があります。

人気場所といっても農業自体に人気がないので「そんなもんあるわけねーじゃん」という方もいらっしゃると思います。しかし、農地全体が環境が良いわけでもありません。

山林の奥に土地があり、細い山道を登っていかないと行けないとこや、農機具を運ぶのに不便なとこなどいろいろとあります。

農地はできるだけ環境の良いとこを探しましょう。

日当たり時間（日照時間）・排水の状況・周囲の環境などを考えながら。

日照時間は作物に与える影響は大きいので、山間や住宅街は避けた方がいいかもしれません。山間では作物に直接日光が当る時間が10時から15時までなどということは珍しくありません。なので場所の選定は現地確認が必要だと思います。

使える機関、使える人は活用しながら始めるといいですね！

みなさんの健闘を祈ります！