緩衝材といってもいろいろな使用用途があります。
マグロやハマチなど魚を送るときに使用する発泡スチロールも箱兼、緩衝材です。
ウレタンなどは多くが車のシートの内側などに使用されています。
もちろん新聞紙などを丸めて箱のスペース埋めに使用するのも立派な緩衝材です。
今回は輸送や商品の傷よけに使われることが多いものを紹介します。
ウレタンマット
ウレタンは前記にもあるように大きくは自動車部品?と同じように自動車で多く使用されています。椅子やベッド、ソファーなどにも多く使用されています。
農業分野でも使用されることは多いです。特に果樹などで使用することが多いでしょうか。
好きな人は大好きなマンゴーなど収穫するときにコンテナなど収穫カゴを使用します。収穫カゴは多くがプラスチックでできており、非常に堅い素材となっています。そこに収穫したマンゴーの果実を置くと果実にキリ傷が入ったり、押えた痕のような傷ができたりするため、ウレタンの敷物をしてマンゴーの型をとったウレタンの穴あき加工したものをコンテナに敷いて運搬します。
果実は繊細であるため傷がやはり大敵であり、痛みもそこから入ったりします。生産者の方々は細部まで気を使って消費者まで出荷を行います。やはり人間のやることなので見落としや不良品が届いてしまうこともあります。もし間違いの商品や不良品が届いてしまったら生産者の住所や連絡先が書いてあると思いますので一報を入れていただければ対応をしていただける生産者が多いと思います。もし最後の出荷生産物でありましたら・・・ごめんなさい。というしかなくなると思いますが・・・。
フルーツキャップ
フルーツキャップも果実の輸送中に傷が入らないように果実を覆う様な加工資材です。よく見られるのでは、リンゴなどに白い加工資材に包まれている状態を目にしたことはないでしょうか?あれがフルーツキャップと言われる商材です。大きめの果実に使いますが、高級感を出すため、外皮が多少固いような果実もわざわざ1つ1つフルーツキャップを付けて出荷するものもあります。
フルーツキャップ自体も安い物ではありませんし、地味に必要経費としてはかさばりますね。
イチゴなどの果実ではキャップではないですが、型どりした発砲剤に一粒一粒並べて出荷する場合もあります。
外国に輸出するイチゴなどはウレタンの薄い物に型どりして1粒づつ離して詰めて出荷するようでした。外国への出荷は日数がかかるため腐敗の原因にならないように少し離して詰めて出荷する形態がとられていたようです。
そのほか、ブドウやメロンなどにもフルーツキャップをはめて出荷するものもあります。
ライトロン
ライトロンは、薄いシートの様な緩衝材です。
これは果実の箱詰め前と後に敷いているような保護シートの様な物です。
キンカンやサクランボなど、箱に数キロで詰めて最後に箱の段ボールで擦れないように入れる様なものです。その箱の中には他にもリーフレット(説明書きや紹介の紙)なども同胞するため丁度良い区分けにもなっています。
そのほか、ゴーヤの出荷などにも使われる様です。ゴーヤなどはイボが潰れると果汁が出て潰れたところが変色して商品価値が落ちます。商品が傷ついても味は変わらないんですけど・・・私はゴーヤが苦手なので食べる気にはあまりなりませんが・・・w
その他
その他緩衝材としては、段ボールや最近では、ポリなどで空気を閉じ込めて熱溶着して簡易で緩衝材を作ることもできたりします。昔から一般的な緩衝材といえば、プチプチでしょうかね。小さい頃からあれば潰していた記憶があります。あまりにも多い場合には丸めてぞうきん絞りの要領で潰していました。
緩衝材のいろいろは、商品により変化し、時代と共に緩衝材の種類も増加し、多種多様になりました。
みなさんもその様な緩衝材をより効率よく使い分け商品の安全を重視し選んでください。
これからもっといろいろな商品が出てくるかと思います。無駄遣いすることなく楽しんで選んでください。
皆さんの健闘を祈ります!
コメント