選果機 きゅうり選果機

選果機は大きなJAなどの集荷場や業者さんが委託で選果を受ける出荷場などでよく入っているとこを見かけます。

そこで今回は選果機も自宅などで導入できるものを紹介したいと思います。

大型の生産法人や大規模農家さんなどでは出荷にかかる経費は大きいものになります。等級選別・重量・形などを分けていく作業です。一つ一つ手作業でやれる量であれば問題はないのですが、量が多くなるにつれて人手がかかってしまい、初心者の方には選別が難しかったりします。

そこで選果機の登場です。

キュウリの選果機

キュウリの選果機については、ある業者さんが出されている選果機があります。末端価格が100万円くらいになるでしょうか?

キュウリの選果機では、形、長さで規格が決まっています。

曲がりがなくまっすぐなキュウリや少し曲がりがあるくらいの程度でA品となります。

曲がりが大きくなればB品以下での出荷となります。

曲がりも人の見た目ではなかなか判断がやりづらいということをよく耳にします。選果機で設定ができるのですが、若干厳しめに曲がりや長さの設定をしていれば、それでA規格での判定が機械で行ってくれるのであれば自信を持ってA品での出荷してもらえればいいと思います。

この選果機であれば乗せるだけの作業になりますので初心者でも小学生でも手伝いや一人前の仕事になると思います。

これからの季節では、一日に2回ほどキュウリであれば収穫することがあるかと思います。その選別をいちいちやっていたのではキリがなく夜までかかり作業が追いつかないことが多々あります。とりあえず選別だけをして、詰めることは後からの作業と分担をした方が時間効率もいいです。

ただ、ネックになってくるのは導入コストになりますね。末端価格で100万円前後となる機械です。すんなり導入します。という決断にはなかなかならないことは理解できます。

100万円の機械導入とはそんなに高い導入コストでもないです。これはいろいろな機械がある中の大きく見たときの見解です。もちろん100万円って金額は高いですよ!ただ、導入してから減価償却や使用コストなどを計算しても十分に元はとれる商品です。

10年間使用したときに1年で約10万円。その使用期間が8ヶ月のとき月に使用回数計算で12500円くらいになります。どう考えても導入する方が効率はいいことになります。

しかし、前記にもあるように、それなりにキュウリを栽培して量を取ることが前提となります。冬だけしかキュウリを栽培しないとか、面積が10a程度であれば十分人力でどうにかなるレベルです。そこは栽培量や使用量を考慮して判断しなければ意味のないところになります。

もちろん周りの生産者の分の選別を請け負うことや共同で購入など、自分一人では厳しい導入計画でしたらいろいろなことを周りの生産者さんと話してみるのもいいかもしれません。

最後になりましたが、導入時には行政に選別機導入に使える事業の有無も確認した方がいいかもそれません。導入するに当ってコロナの蔓延防止措置などの事業などあるかもしれません。行政への確認もお忘れ無く。

皆さんの健闘を祈ります!

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